メキシコの車事情

Hola!! メキシコへ行ってきました。

今回で3回目のメキシコでしたが、やはり面白くて奥深い大好きな国でした。

 

メキシコといっても広いので、場所によって雰囲気が全く変わります。大都会の場所や海のリゾート地、田舎の街など色々とあります。私はいくつかの街へ足を運びましたが、行く場所によって雰囲気と共に車も変わります。それって、なんだか日本では味わえない面白いところだな〜と思い、今回記事にしてみる事にしました。

 

 

まず、メキシコの首都である『メキシコシティ』は東京と同じ大都会です。とにかく人口が多く車も多いので、毎日とんでもない渋滞でクラクションが鳴らされています。とってもうるさくとっても危険です。日本では歩行者の方が強いですが、メキシコでは確実に車の方が強いです。しかもカーレースかのように飛ばします。今回の旅では、やっとシートベルトをする人が増えていたように思いますが、前回、前々回の2〜4年前は私達外国人以外、ほとんどシートベルトはしていなかったように記憶しています。シートベルトをせず、交通量がたくさんの一般道を、高速道路並のスピードで走るわけです。私はいつも生きた心地がしませんでした。まあ日本の感覚と違い、普通の移動距離が3〜4時間とかなので飛ばしたい気持ちも分かりますが…

そんな大都会のメキシコシティで走っている車はほとんど10年前、いやもっとかな、くらいに発売されたものが多いです。そんな中にも新車が1割くらいは走っています。よく見かけるものは、日本社ではダントツ日産車です。次にホンダやトヨタ、三菱が多いのかなという印象です。
日産の車は古いのを合わせれば本当によく見かけます。ダントツの人気です。今回目についた新車はエクストレイルでした。日本では若者が乗っているイメージですが、メキシコでは50代くらいのご夫婦や男性の方が乗っていました。日本社はやはりメキシコでも人気のようで、少し高級車なのかもしれません。

そして今回初めて気づいたのですが、前回は気づかなかったフォルクスワーゲン車がとっても増えていました。日産車と同じかそれ以上に見かけたと思います。特に新しいものではビートルが大人気のようでした。なかなか新車を見かけることがないのでたまに走っているとつい、「ニュービートルだ!」と見てしまっていたのですが、滞在中何度も見かける機会がありました。
だいたい新車を見かけると、日産車かワーゲン車かだったように思います。しかし、いくら新車でも日本人のように洗車をして綺麗に保つという概念は無いようでした。どの車も埃まみれで、ひどいものではカーブミラーが片方取れていたり、ガラスが一枚割れてヒビが入っていたりと日本なら止められるレベルの車が普通に街中を走っています。確かにメキシコシティはとても空気が悪いです。外を歩いて鼻を掃除すると黒くなっています。確か昔の東京もそんな事を言われていなかったっけ、とふと思い出しました。
人口密度が高い地域のトップ4に君臨するメキシコシティ。きっとこれからどんどん変わって行くのでしょうね。

 
そういえば、タクシーも日産車やアメ車などのセダンタイプが使われていますが、一見綺麗で「さすがタクシー会社」と思うのですが、乗って見ると中はボロボロで窓ももちろん手動式というパターンでした。外装の塗装だけして使っているのですね。

 

 

メキシコシティを離れて少し田舎へ行くと景色は一変します。
メキシコらしいカラフルな街や、もっと田舎には馬や牛が普通に道にいるような街にたどり着きます。そのような場所で出会う車は、本当に昭和初期時代にタイムスリップしたかのような古い車が多いです。
ここでもやはり日産車を筆頭に日本車をよく見かけるので、日本人の私は昔にタイムスリップしたような感覚に陥ります。まだ舗装されていない土の道に昔の車… 日本も昔はこんな暮らしだったんだよな〜と思わされる光景です。車だけではなくバイクも、公共機関のバスも全て古いです。
だけど、その古いバスが可愛かったりします。
田舎のバスはバスステーションもなく、降車ボタンもありません。地図もないので人に聞く以外確かめる方法はありません。ですが、メキシコ人をそう簡単に信用してはいけません。5人くらいに聞き、3人以上同じなら信じて良いというルールです。(これはメキシコ人の友達が教えてくれた事です。)
そのようにして、私は友達とバスを乗り継いで色々な街へ行きました。

 

田舎のバスは見た目も可愛いですが、乗っていても面白かったです。昔の車なのでエンジン音がうるさくバウンドするほどの揺れとともに流れるメキシコの音楽とメキシコの風景。日本では経験できない貴重な時間でした。

慣れるまでに困ったのは、まず乗り場がわからない。サインなし、時刻表なし。バスを待っているらしき人に聞いてみるが、そこは一本木が立っている普通の道。「え?この木が目印??」と思いながら待っているとバスが来て、手を振って止める。結局バスステーションはなく、適当に呼んで止めるのか?と思っていました。するとある人が「道のカラーが目印だよ。」と教えてくれ、「コレなのー?!」と衝撃を受けた次第です。地元の人以外、絶対分からないと思います。

 

 

そして、乗った後も料金をいつ払うのかで戸惑いました。乗る時に払うパターン、降りるときに払うパターン、信号停車時に払うパターンとありました。結局これは、払えばいつでも良いという結論に達しました。

そして最後の降りる合図ですが、これは運転手さんに叫んで伝えるパターンと、「〇〇でおりたいです」と乗るときに伝えておくパターンと、停車したら勝手に降りるパターンがあったように思います。
とにかく難しい乗り物でした。
サインはバスのナンバーのみです。「◯番のバス」という事だけを頼りにあとはその都度人に聞くのみです。だけど、昔の日本だってそうだったはずですよね。

 

ちなみに運転手さん、信号待ちの時にタイミングが合えばアイスクリームを買い食べながら運転します。たまにバスの中で出くわす弾き語りの人います。信号待ちを狙って飲み物やカー用品、その他色々販売してくる人たちいます(笑)

 

今はスマホのアプリで時間も料金も一瞬で分かります。便利な事ですが他人同士の会話は確実に減っていますよね。今回そんな時間を過ごした後日本へ戻り、成田へ着いた瞬間からスマホを自由に使える環境に戻り、羽田までバス移動をしました。スマホさえもいらない成田空港内のサインの多さ、バスの座席へ座るまでの荷物の受け渡しやチケットの管理のスムーズさは全てが機械のようでした。
バス内で久しぶりに見る日本人はマスクをし、顔の表情を隠し誰一人笑顔はなく静まり返った車内でした。「日本人って怖い」と正直思ってしまいました。

メキシコの友達と仕事についての話題になったとき、「メキシコ人は仕事に対して適当すぎる」という話と、「それって日本人は、まるで機械と同じだね」という話になった事を思い出しました。メキシコの友達も私も両方同感、という結論だったのですが、私自身知らないうちに機械のような人生を送ってしまっていたことに”はっ”としてしまいました。

 

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